狼と香辛料VRのスペックを参考にVRとPCを買う前に知っておきたい情報

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狼と香辛料VRで『酔わない』ためのPCとVRの組み合わせ

をご紹介いたします。

「ホロに近づける。触れる!」

と話題のVRアニメ。

公式Twitterには、いろいろ期待できるつぶやきが・・・

初めてVRにふれる方にとって、Twitterに書かれている『対応機器』がなにを指しているのか分かりませんよね。

対応機器とは以下の2つです。

狼と香辛料VRに必要なもの

1.推奨スペック以上のPC
2.推奨VR

しかし、推奨条件を満たしているのに、

(≧∇≦) 希望通りのプレイができた人
( ノД`) 気持ちが悪くなった人

と分かれます。

実は、PCとVRは組み合わせが大変重要

ところが、組み合わせについては公式サイトに載らないため、知らない方がほとんどです。

そこで、購入前に知っておきたい!

・推奨PCスペック
・推奨VR
・快適にプレイしたい方のおすすめのPCとVRの組み合わせ

を順番にご紹介いたします。

目次

  • 狼と香辛料VRの推奨VR
  • 狼と香辛料VRの推奨スペック
  • 10万円台のPCとVR【おすすめの組み合わせ】
  • 20万円台のPCとVR【おすすめの組み合わせ】

狼と香辛料VRの推奨スペック【推測】

狼と香辛料VRの推奨スペックは発表されていません

しかし、公式Twitterから予想できます。

推奨スペックについて公式Twitterでは、以下のようにつぶやいています。

ポイントは、

どんなPCで動くかは、メーカーの公式サイトで試せるようになっているのと、そこでの標準を満たしていたらゲーム自体はほぼ確実に快適に動きます。

つまり、

「HTC VIVE(Oculus Rift)で配布しているベンチマークソフトの結果で『標準』のPCなら快適に動きますよ」

ということです。

では、HTC VIVEが推奨しているPCスペックをご紹介いたします。

『HTC-VIVE』
推奨スペック
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
CPU Intel Core i5-4590
AMD FX 8350
メモリ 4GB以上
OS Windows 7 SP1
Windows 8.1以上
Windows 10
ビデオ出力 1x HDMI 1.4ポートまたは、DisplayPort 1.2以上
USB 1x USB 2.0ポート以上

PC以外にVRも必要です。

狼と香辛料VRの推奨VRは5つ

VRならなんでもいいわけではありません。

狼と香辛料VRが推奨しているVRは5つ。(対応予定も含む)

・HTC VIVE
・Oculus Rift
・Oculus Go
・PSVR(予定)
・Oculus Quest(予定)

5つ、それぞれ『できること』が違います。

『近づいたり後ろに回ったり』できるVRは2つ

ホロに近づいたり、後ろに回り込んだりできるVRは2つだけです。

・Oculus Rift
・VIVE

狼と香辛料VRではミニゲームもあり、上の2つは対応しています。

Oculus Goは動けない

Oculus Goのメリットは

・安い(23,800円~)
・PCが必要がない

しかし、公式サイトでOculus Goについて注意書きがあります。

・頭を360度動かすことはできる
・近づく、後ろに回り込むことはできない
・椅子に縛られた状態で見ているのと一緒
・一部ミニゲームができない
・酔いやすい

このように制限などがあるので気をつけてください。

では、推奨PCスペックと推奨VRを参考におすすめの組み合わせをご紹介いたします。

10万円台のPCとVR【おすすめの組み合わせ】

10万円台でおすすめのPCが知りたい!」
「10万台のPCと相性のいいVRを知りたい!」

と希望している方におすすめの組み合わせは

・GTX1660Ti搭載PC『ガレリアXT
・VR『Oculus Rift』

です。

ガレリア XT
メーカー ドスパラ
購入者満足度 ★★★★☆ / レビュー数:27件(2019年4月時点)
グラフィック GeForce GTX1660Ti 6GB
CPU インテル Core i7-8700 (3.20GHz-4.60GHz/6コア/12MBキャッシュ)
メモリー 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/4GBx2/2チャネル)
HDD 1TB HDD
SSD 500GB SSD
光学ディスク なし
カードリーダ SDカードリーダー[SD / Micro SD (SDXC対応)]
マザーボード インテル H370 チップセット ATXマザーボード
マウス なし
キーボード なし
≫ 詳細はコチラ
※ 価格やスペックは予告なく変更されます。最新情報はリンク先にてご確認いただけます。

GTX1660 TiではVR酔いします

はっきり言って、GTX1660 Tiでは性能不足です。

GTX1660 Tiは、推奨スペックのGTX1060 6GBより約32%も高性能です。

しかし、VRは大変重く、GTX1660 Tiより約30%性能が上のGTX1080でも高画質で楽しむことはできません。

そのため、滑らかさを求めるなら、画質を下げるなど調整をしないと、処理が追いつかずカクつきが起きて気持ちが悪くなります。

できることなら、少しでも高画質で滑らかに狼と香辛料VRを楽しみたいですよね。

そんな希望をしている方に売れているのが『Oculus Rift』です。

PCの性能不足はOculus Riftでカバー♪

VRはフレームレートが低いとVR酔いを引き起こします。

「平均90fpsあれば酔いにくい」

と言われていますが、90fps出すには高スペックPCが必要。

例えば、VRカノジョの場合、高画質&平均90fps出すには、RTX2080以上(25万円以上)のPCでも厳しいです。

しかし予算が限られた人にとって、PCだけに25万円以上は頭が痛くなりますよね。

そんな悩みを解決してくれるのが、Oculusの独自技術ASW (Asynchronous SpaceWarp)です。

ASWでVRアニメが快適になる

ASWを簡単にいうと『45fps出せれば90fpsのように画像処理』してくれます。

Oculus RiftやVIVEは90fpsまで対応しています。

しかし、どちらもフレームレートが90fpsで安定しないと、強制的に45fpsまで下がり、90fpsのように自動で処理してくれます。

この『自動で処理』する技術は、それぞれ違いますが効果は同じ。

VIVE・・・Motion Smoothing(MS)
Oculus Rift・・・Asynchronous SpaceWarp(AWS)

ただ、滑らかさではVIVEのMSよりOculusのAWSほうが優秀です。

VIVEとOculus Riftを比較した方の口コミ

VIVE
・明るく視野広い
・フレネルレンズの縞が目立つ
・FPSが下がるとガクつく
・トラッキングがややブレる
RIFT
・やや暗い
・FPS下がっても滑らか(ASW)
・視野狭い(画素密度は高い)
・トラッキングが正確で滑らか

Oculus Riftの注意点

Oculus Riftには欠点もあります。

・購入できるのは公式サイトかamazonのみ

VIVEはヨドバシカメラなどで取り扱っていますが、Oculus Riftは店舗販売していないため実機を触ることができません。

amazonでも取り扱っていますが、並行輸入品のみ。

並行輸入品は正規保証対象外なので購入を控えたほうがいいです。

また、支払い方法はクレジットカードかPaypal。

クレジットカードがない方はPaypalを用意する必要があります。

しかし、VIVEとOculus Riftを比較した方によると、Oculus Riftのほうが軍配が上がるようです。

20万円台のPCとVR【おすすめの組み合わせ】

「ホロと会えるなら高画質以外考えられない!」

と希望している方におすすめの組み合わせは、

・RTX2070搭載PC『ガレリアXF』
・VIVE又はOculus Rift

です。

ガレリアXF
メーカー ドスパラ
購入者満足度 ★★★★☆ / レビュー数:124件(2019年4月時点)
OS Windows 10 Home 64bit
ビデオカード NVIDIA GeForce RTX2070 8GB
CPU インテル Core i7-9700K (3.60GHz-4.90GHz/8コア/12MBキャッシュ)《無料アップグレード中》
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)《無料アップグレード中》
HDD 2TB《無料アップグレード中》
SSD 512GB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3100MB/s, 書込速度 1040MB/s)《無料アップグレード中》
光学ドライブ なし
カードリーダ SDカードリーダー[SD / Micro SD (SDXC対応)]
マザーボード インテル H370 チップセット ATXマザーボード
マウス なし
キーボード なし
≫ 詳細はコチラ
※ 価格やスペックは予告なく変更されます。最新情報はリンク先にてご確認いただけます。

RTX2070はVR無料体験で使われていたGTX1080より高性能

秋葉原のドスパラ・ツクモでは無料VR体験をやっていました。

使われていたのが

・VIVE
・GTX1080搭載PC

しかし、GTX1080のPCは世代交代で終了。
現在は、GTX1080より約7%性能が上で、最新のRTX2070が人気です。

ガレリアXFの性能なら、VRはVIVE・Oculus Rift好きな方を選ぶことができます。

VRは『VIVE』が人気。理由は「買いやすい」

RTX2070の性能なら、Oculus Rift・VIVEどちらでも快適に楽しめます。

しかし、HTC社のVIVEのほうが売れている理由は3つ。

1.Oculus Riftは販売終了
2.正規代理店が多数ある
3.付属品を追加購入する必要がない

1. Oculus Riftは販売終了

Oculus Riftは改良版Oculus Rift Sが発売されます。

Oculus Rift Sの発売日は2019年春予定。

そのため、Oculus Riftを正規購入できる公式サイトでは販売終了しています。

amazonで販売しているのは、並行輸入品のみ。
並行輸入品は正規保証対象外のため購入しないほうがいいです。

狼と香辛料VRのOculus Rift S対応は不明

Oculus Rift Sは発売していません。

そのため、狼と香辛料VRの動作テストができないのでしょう。

Oculus Rift Sの購入を考えている方は、狼と香辛料VRの公式発表を待ったほうがいいです。

2. 日本正規代理店が多数ある

HTC社のVIVEの日本正規代理店はたくさんあります。

・ヨドバシカメラ
・ビックカメラ
・ドスパラ
以外にも多数あります。

一方、Oculus Riftの日本正規代理店はamazonだけです。

3. VIVEは付属品を追加購入する必要がない

Oculus RiftとVIVEの値段を比較するとOculus Riftのほうが安いです。

しかし、狼と香辛料VRの部屋で歩きながらプレイするには、Oculus Riftはセンサーを追加購入する必要があります。

Oculus Rift VIVE
価格 Oculus Rift / 45,000円(税込)
Oculus Senso(赤外線センサー) / 7,800円(税込)
【合計 52,800円】
69,390円(税込)

トータルするとOculus Riftのほうが安いが、

・支払いがクレジットカードのみ
・Oculus RiftとOculus Sensoが買えるのはホームページだけ。

よくある質問

Windows Mixed Realityについて公式で以下のように書かれています。

WinMRもおそらく動作しますが、詳しい方以外にはお勧めしません

スマホを装着するタイプのVRは非対応。

スマートフォンを2000円程度のゴーグルに差し込んだりするものもVRと銘打たれていますが、全く別物です。

『狼と香辛料VR』は今のところ、スマートフォン向けには提供しません。